金沢の地区公民館は先人達の知恵の結実である「金沢方式」とよばれる、全国でも特色のある運営方式をとっており、
地域の生涯学習の拠点として極めて充実した活動を展開しています。
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- 地域主導
- 運営(維持管理、役職員専任など)を各地域に委託しています。
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- ボランティア
- 活動は多くのボランティアの方々によって支えられています。
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- 地元負担
- 運営費や施設の整備費の一定割合は、地元負担によってまかなわれています。(地元負担率1/5)
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- 館長
- 地元推薦により、教育委員会が委嘱します。非常勤で任期は2年で再任できます。館の総括責任者です。
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- 主事
- 常勤の専任職員であり、館長により任命されます。公民館の庶務や、館の管理などのほか、公民館委員とともに各種行事の企画運営を行います。
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- 主事補
- 常勤の専任職員であり、館長により任命されます。主事の補助職員として公民館事務に携わります。
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- 運営審議会
- 館長の諮問に応じ、各種事業について調査審議します。委員は主に学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに学識経験のあるもので構成されます。1館25名以内で、任期は1年で再任できます。
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- 振興協力会
- 金沢市から各地区公民館の管理者として指定された団体です。市内60の地区公民館にそれぞれ1つずつ存在し、公民館の管理・運営について責任を持つ団体です。

- 金沢市小坂公民館 館長 田中 仁
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皆様には、小坂公民館のホームページを閲覧して頂き、心から感謝を申し上げます。このホームページでは公民館の基本情報はそのままに、全所帯に月一回発行している「小坂公民館だより」を、掲載させて頂いております。
さて小坂公民館は昭和27年4月に発足し、昭和49年12月に現在地で公民館・児童館を併設した、小坂社会文化センターとして新築されました。また昭和55年には老人憩の家が増築され、その後いく度かの改修・補強工事を経て今日に至っております。
この間8名の館長と延べ20名の方々が職員として小坂公民館の活動を担われ、創成期から今日に至るまでの、歴史と伝統を積み重ねてこられました。さらにそれを支えてこられた地域の方々に想いを馳せる時、私たちは新たな歴史を創って行く責任があり、より一層の努力をしていかなければとの思いを強くしています。
さて小坂公民館の組織ですが今年度は、総務部・広報部・体育部・文化レクリエーション部・女性部・シニアクラブの6部で構成し、各町会から選出された総計53名の公民館委員には各部に所属してもらい、各部長のもと一年間の事業を進めることとしています。また年間の活動に必須の組織運営として、まず4月に「小坂公民館振興協力会」会議を開催し、前年度の事業と決算、今年度の事業計画と予算を承認、引き続き「公民館委員」会議、「運営審議会」会議を開催し、必要な手続きを終え今年度のスタートを切りました。
私たち金沢市の地区公民館61館は、「金沢方式」と呼ばれる全国でも稀有な運営方式をとっています。それは公民館設置の根拠法である社会教育法での設置基準を上回り、先人達が小学校校区ごとに公民館の設置を求め市当局と交渉を積み重ね、日々の努力により今日の運営形態に至っています。
「金沢方式」とは3つの柱からなり、①維持管理・役職員選任などを地域に委託する地域主導、②活動は地域のボランティアが支えるボランティア、③運営費や施設整備費の一部は地元負担でまかなう地元負担を特色とし運営されています。
一方昨年度、「金沢方式ありかた懇話会」が設置され、近年公民館が直面している課題や、地元の負担の見直しなどを検討し、報告書が提出されました。その方向性は、①「金沢方式」の周知・広報の強化、②さらなる地元負担の軽減、③担い手不足への対策強化、というものです。いずれも私たちが目標をもって努力すべき課題ですが、地元負担額は将来とも継続可能な負担レベルの金額になるよう、行政の負担金レベルのアップを求めて行く必要があります。
最後になりますが、小坂公民館として地域における身近な学習機会の場の提供、住民同士のふれあいや連帯感を育み地域課題の解決に向けた拠点となるよう、日々の努力を積み重ねてまいりたいと思います。
令和7年4月末日
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- 名称
- 金沢市小坂公民館
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- 創立
- 昭和27年4月
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- 所在地
- 〒920-0811
石川県金沢市小坂町北312
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- 連絡先
- TEL:076-252-3067
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- 開館時間
- 午前9:00~午後5:30
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- 休館日
- 土曜日・日曜日・
国民の祝日・
12月28日~1月5日
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- 館長
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- 田中 仁
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- 副館長
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- 西村 隆幸
- 矢木 俊次
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- 総務部
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- 部長
- 朝倉 栄美
- 副部長
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- 田中 哲也
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- 広報部
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- 部長
- 中地 久美子
- 副部長
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- 喜多 博
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- 体育部
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- 部長
- 嶋崎 敏樹
- 副部長
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- 和田 孝
- 保積 美津江
- 松田 正樹
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- 文化レクリエーション部
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- 部長
- 越村 聰
- 副部長
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- 中本 義久
- 中本 泰子
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- 女性部
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- 部長
- 津田 祐子
- 副部長
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- 宮岸 洋子
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- シニアクラブ
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- 部長
- 奥谷 晴介
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- 職員
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- 主事
- 堀田 聡子
- 主事補
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- 村田 宣子
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- 体育部
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各種体育行事の企画・運営
子どもからお年寄りまで心と体の健康を願って「地域みなスポーツ」
各部支援(各部に手伝ってもらう)
ニュースポーツ普及としてフレッシュテニス(毎週日曜日夜)
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- 文化レクリエーション部
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校下文化祭の企画・運営
金沢の歴史や伝統文化芸能を大切に保存し、継承する 「新名所・新文化・新芸能の発掘」活動の展開
文化祭に出品する品物を製作する会の企画 芸能発表 コーラスサークル
地域住民の公民館における日頃の学習成果の発表と交流を図る活動
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- 女性部
- 校下全般の女性に対する事業 蓮の実女性学級は『地域の皆さんとのつながりをもとめて!』を目標に掲げ、地域の女性間とのネットワークづくりの活動
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- 総務部
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二十歳のつどいの企画・運営
公式行事の運営各教室との連絡 高齢者対象事業の実施
地域の教育力を高める活動(講演会、料理教室、手作り教室)
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- 広報部
- 広報誌(館報)の発行(年2回) 地元の皆様に手にとって読んでいただける情報を発信
小坂公民館では館内施設の貸し出しをしています。
なお、イスやテーブルの配置によっては、必ずしも定員数分入室ができない場合があります。
詳しくは公民館事務所までお問い合わせください。
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- 老人憩いの家
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- 広さ:和室15畳・12畳
管理者は、小坂地区社会福祉協議会になります。
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- 調理室
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使用料
- 校下内の各種団体及び個人:
- 3,000円
- 校下外の各種団体及び個人:
- 5,000円
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- 2階会議室
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使用料
- 校下内の各種団体及び個人:
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- 9時~17時
- 1時間の料金:500円
暖冷房使用:200円/2時間
- 18時~21時
- 夜間使用料:1,800円
暖冷房使用:500円/2時間
- 校下外の各種団体及び個人:
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- 9時~17時
- 1時間の料金:800円
暖冷房使用:400円/2時間
- 18時~21時
- 夜間使用料:2,800円
暖冷房使用:800円/2時間
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- 2階ホール
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使用料
- 校下内の各種団体及び個人:
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- 9時~17時
- 1時間の料金:1,200円
暖冷房使用:500円/2時間
- 18時~21時
- 夜間使用料:4,000円
暖冷房使用:1,000円/2時間
- 校下外の各種団体及び個人:
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- 9時~17時
- 1時間の料金:1,800円
暖冷房使用:800円/2時間
- 18時~21時
- 夜間使用料:6,000円
暖冷房使用:1,500円/2時間
ご利用の方は「公民館使用許可申請書」に記入し、小坂公民館の受付までご提出をお願いいたします。
利用後は「利用報告書」のご提出が必要となります。
- 小坂公民館
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〒920-0811 石川県金沢市小坂町北312
TEL:076-252-3067
FAX:076-252-8425